先日といってももう20日以上前の節分のこと、甲府の桜座にてピーターバラカンさんのDJを楽しむ機会がありました。桜座とバラカンさん、マルサン葡萄酒、全ての魅力が節分、ここまでは冬の日、この日までは思いっきり冬の装いを楽しめる日に相応しく、私はこの冬一度も袖を通していないお気に入りのコートを羽織って、10年ぶりくらいに甲府駅の南口を10年愛用している拙作の巻物をぐるぐると首に巻いて、15年愛用しているショートブーツを履いて出かけました。
駅前通りはスッキリしていて、スクランブル交差点まであっという間でちょっと拍子抜けして、というのは歩きやすくなったけれど、どこにも寄り道しようと思わず歩いてきたことに気づいたからです。
早歩きなだけかもしれないけれど。
バラカンさんは私が糸を紡ぎ始めた頃にはもう番組が当たり前にあって、土曜の午前中はweekend sunshine を聴きながら糸を紡いでいてその時間がとても気に入っています。以前も少しこちらへ打ち込んだのですが、私はよくラジオを聴きます。そしてこの習慣は中学生の時に「あっちゃん」と仲良くなって、あっちゃんから楽しさを教わってからずっと続いています。
今日から少しずつあっちゃんのことをこちらへ綴ります。「あっちゃん」といえば「たまちゃん」、「たまちゃん」と「あっちゃん」はH高校の吹奏楽部でフルートパートに所属していました。
中学3年の時、H高校の吹奏楽部のコンサートへ行って二人で大感動して、その舞台に憧れて、興奮しながらいろんな話をしました。私たちはお家の価値観が似ていたから一緒に舞台で演奏できるかなぁ難しいかなぁと、悩んで、諦めようとして、でもどうしても一度その世界に触れたくて勇気を出して部室へ行ってそのままフルートパートへ入部しました。
何年か前にその時のフルートの先輩からあっちゃんが厚生病院で看護士さんとして頑張っていることを聞いた時「だって『あっちゃん』といえば『たまちゃん』だから」と「ダメだよ、離れちゃ」と言われたのに、そうかあっちゃん頑張っているんだ、元気かなぁと思ってそのまま時が流れ今日まで過ごしています。
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