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あっちゃんのこと おしまい

更新日:3月23日


昨年の12月23日師走で忙しく、でも師走なのに生ぬるいようなあたたかく雲が厚い日、一報が入りました。


10年以上も会っていない、連絡先もわからない、どうしたらいいか、何をしたらいいか、年内に仕上げておきたいあれこれを一つずつこなして行きます。たんたんと手足を動かして仕事は少しずつ捗って、時折あっちゃんのことを思っても、もうこの世で会えないなんて本当に全く実感が湧かなくて、今までずっと会っていなかったから、今までと変わらないのに、体の中がなんだか空っぽになってしまったようです。


こうして手足をずっと動かして大晦日まで大掃除してそのまま年が明けたら熱が出て、大地が揺れて能登半島では大変なこととなり三が日が過ぎ1月4日(木)新聞のお悔やみ欄であっちゃんの名前を見つけました。



そうなんだよね。





あっちゃんの訃報は吹奏楽の連絡網(グループライン)で皆が知ることとなりました。私は2、3ヶ月という

短い期間だったけれど一緒に演奏したあっちゃんのことを皆が覚えていたことが不謹慎ながら嬉しくて、皆を代表してお別れの挨拶をすることを約束しました。



「思い出は待っていてくれるもの」

角野栄子さんがおっしゃっていた言葉です。その通りでした。

1月21日にあやちゃん、わじゅん、うんちゃん、ちえちゃんのメンバーであっちゃんのご実家へ伺い皆で思い出話をしました。私はズル休みではなく、抜けられない仕事があり手紙を託しました。 第一報では実感が沸かなくて、ぼーっとしながら手足を動かして年末年始を過ごして、だんだん周りであっちゃんの話をするようになって、告別式の日時も決まって、少しずつ思い出してきて、次々と溢れてきてお手紙を書くことを決めました。


ブログはその手紙をもとに大きく加筆しました。 あっちゃんへ 大人になったあっちゃんの優れたアンテナで見つけた新たな世界、とっても興味があります。またいつか教えてください。そして一緒に感想を言い合ったり、その世界にこっそりお邪魔したりしましょう。今度は私があっちゃんが夢中になるくらい面白くて素敵な世界を案内できるように、これから多くの世界を見てくるね。 ありがとう。またね。 たま 拝



ご一読ありがとうございました。



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